エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「どうかしました?」
「いや、幸せだなと思って。同じ屋根の下に愛する人がいて、おまけにこんなにおいしいご飯まで食べられる」
彼の言葉に心臓がドクンと音を立てる。
奈央にストレートな愛情表現をしてもらえていいなと言われたことがあったけど、その通りかもしれない。
彼の囁きは、いつも私を幸せにする。
「ありがとう、ございます」
だけど彼とは違い私は照れてしまうので、お礼を言うくらいしかできない。
翔さんが食べ進む様子を見ながら、私は口を開いた。
「さっき澪さんと話してたんですけど……」
「隣に行ってたのか? 仲良くなったな。互いのパートナーの愚痴大会?」
彼は私を茶化す。
「愚痴なんてひとつもないですよ。澪さんは幸せオーラがあふれてますし。翔さんこそ八坂さんと愚痴ですか?」
私が口を尖らせて尋ねると、「一緒だよ」と返される。
「一緒?」
「うん、惚気のオンパレード」
「いや、幸せだなと思って。同じ屋根の下に愛する人がいて、おまけにこんなにおいしいご飯まで食べられる」
彼の言葉に心臓がドクンと音を立てる。
奈央にストレートな愛情表現をしてもらえていいなと言われたことがあったけど、その通りかもしれない。
彼の囁きは、いつも私を幸せにする。
「ありがとう、ございます」
だけど彼とは違い私は照れてしまうので、お礼を言うくらいしかできない。
翔さんが食べ進む様子を見ながら、私は口を開いた。
「さっき澪さんと話してたんですけど……」
「隣に行ってたのか? 仲良くなったな。互いのパートナーの愚痴大会?」
彼は私を茶化す。
「愚痴なんてひとつもないですよ。澪さんは幸せオーラがあふれてますし。翔さんこそ八坂さんと愚痴ですか?」
私が口を尖らせて尋ねると、「一緒だよ」と返される。
「一緒?」
「うん、惚気のオンパレード」