日暮れと猫プリズム
学校が始まった。

チャイムがなる

皆は順調に馴染もうとしている中


猫音鈴可(ねこね すずか)だけは違った。


ぶつぶつ独り言唱えながらお経でも

となえてるんだろう?



「そこの君。なんだね その髪色にスカート丈は。」

聴きたくもない風紀員の声たち。


顔もみたくない。くたばっちまえ禿げろ。

「また君か。分かってることだけどさ。

僕たちに手間を書かせないでよね。」
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