くノ一です!
会計を済ませ、二人は店を出る。

「いやー、食った食ったです。美味しい物が食べられるって忍者は最高っですね!」

「最高だけど修行はくっそキツいぞ?力仕事もあるから体力作りもしないと駄目だし、忍術の修行もかなり疲れる・・・特に精神的にな・・・」

過去の修行を思いだし、嫌な感じになる玄之介。

「あー、忍術にトラウマがあるんですね。なんかすみません!」

気を使いながら頭を下げる華音。

「まあ、明日からは暇な時は忍術を教えるよ。なかなか難しいけどお前なら出来る気がする。」

「なんとなく私も出来る気がします!忍術に対して愛情を込めてやれば良いだけですから」

あー、愛情ね・・・んなもんで忍術覚えられたら苦労しないだろ・・・と心の中で突っ込む玄之介。

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