くノ一です!
修行です!
そして次の日から本格的に修行が始まりました。
学校から帰ってくると町の誰も寄り付かない山へ行き、そこで修行となります。
町中で忍者のコスプレをすると怪しまれるのと、山ならではの修行ができるからです。
ただ、この山は夜になると物凄く不気味な感じになり、熊や幽霊など出ると言う噂があるため、地元の人でも滅多に近寄らない場所なんです。
私としても夜にこの山で修行するのは嫌です・・・だって、この山は街灯が無いから周りが見えないし、迷子になりそうです。
私は山に踏み入るのを躊躇っていました。
「言っておくがこの山には熊も幽霊も出ないぞ」
「うわぁ」と言い振り向いたらそこには玄さんが突っ立っていました。
「玄さん、なんでそんなところに?先に山に入ってまっているんじゃなかったんですか?」
「いや、この山に入れば分かると思うが、自然がいっぱいでな。太陽の光が森林のせいであまり入ってこないんだ。要するに暗くて迷子になるから俺と一緒に行こうってわけだ。」
この山には入ったことないけど確かに森林が深くて太陽の光もあまり入らなさそうです。
「そんな事言って本当は玄さん一人で待っているのが怖いんじゃないんですか?」
つい私はニヤニヤと笑ってしまう。
しかし、どうやら私の勘は当たっていたみたいです。玄さん、顔を背けています。
「いや、そんな事ないし?部下を初めての森に一人で入らせるのが心配なだけだからね」
学校から帰ってくると町の誰も寄り付かない山へ行き、そこで修行となります。
町中で忍者のコスプレをすると怪しまれるのと、山ならではの修行ができるからです。
ただ、この山は夜になると物凄く不気味な感じになり、熊や幽霊など出ると言う噂があるため、地元の人でも滅多に近寄らない場所なんです。
私としても夜にこの山で修行するのは嫌です・・・だって、この山は街灯が無いから周りが見えないし、迷子になりそうです。
私は山に踏み入るのを躊躇っていました。
「言っておくがこの山には熊も幽霊も出ないぞ」
「うわぁ」と言い振り向いたらそこには玄さんが突っ立っていました。
「玄さん、なんでそんなところに?先に山に入ってまっているんじゃなかったんですか?」
「いや、この山に入れば分かると思うが、自然がいっぱいでな。太陽の光が森林のせいであまり入ってこないんだ。要するに暗くて迷子になるから俺と一緒に行こうってわけだ。」
この山には入ったことないけど確かに森林が深くて太陽の光もあまり入らなさそうです。
「そんな事言って本当は玄さん一人で待っているのが怖いんじゃないんですか?」
つい私はニヤニヤと笑ってしまう。
しかし、どうやら私の勘は当たっていたみたいです。玄さん、顔を背けています。
「いや、そんな事ないし?部下を初めての森に一人で入らせるのが心配なだけだからね」