くノ一です!
「えっ?さっき忍術覚えられるとか言っちゃいましたか?」
目を輝かせながら私は食い付きました。
「ケロ、言っちゃいましたケロ。」
「それじゃあどんな術が使えるんですか?火炎放射機の術とか身代わりの術とか使えますか?」
「使えねーよ!何だケロ、火炎放射機の術って!それ忍術じゃねーケロ。そもそも俺はカエルだからな!水関係の術しか教えられねぇーよ!?」
激しいツッコミを入れるカエルです。しかし、何だか楽しそうにツッコミを入れますね。
「俺がお前に教えられるのは水分身の術と激流の術だケロ。」
「それってどんな術なんですか?」
ニコニコ笑顔で私は聞きました。
「水分身は文字通り水を使って自分の分身を作る術ケロ。激流の術は近くにある水を自在に操る術ケロ。どれも難しい術ケロ。」
「私に出来ますかね?私、体力が普通の女子高生以下らしいのです。」
カエルさんは何かを考えていました。
(そういや、コイツの練習みていたけどマジで体力も身体能力も並以下だったケロな)
「まぁ、大丈夫ケロ。忍術は精神力の方が必要だケロ。自分の世界に入りきる事が重要ケロ。」
「あ、はい!自分の世界というか、妄想とかなら得意です!」
カエルさん、何やら私を見つめています。
「・・・確かに思い込み強そうだし確かに大丈夫そうケロな。」
カエルさんは「ケロッ・・・!」とか言いながら池の方をみます。
「じゃあまず、水分身から教えるケロ。まず、水を見るケロ。」
「はい、ケロ!」
私は本格的な忍術修行にとてもテンションが上がっていました。
「じゃあ、水を見ながら自分の分身を作ろうと念じるケロ。」
「はい。」
しばらく私は念じました。
水よ・・・私の姿をして現れろ・・・等身大の私の姿・・・それをいま魅せろ・・・!
この時の私の思いは今までの人生で一番の強い思いだと思いました。
そして、私がふと顔をあげると・・・。
「うわっ!自分がいるです!」
目に写るのは私です。しっかりと服装も髪型もぴったり一緒です。
「オメェ・・・天才か?それとも本当に思いが強くて出来ちまったのか?」
何かを疑う目をするカエルさん。
「ちょっと待って下さいカエルさん。私は『オメェ』ではありません!華音という立派な名前があります!」
この時、忍術が成功した喜びでかかなりテンションが高かったです。
「オメェ・・・いや華音、オメェの思いの強さだけは本物だな。」
「うん!有り難うです!ケロちゃん!」
目を輝かせながら私は食い付きました。
「ケロ、言っちゃいましたケロ。」
「それじゃあどんな術が使えるんですか?火炎放射機の術とか身代わりの術とか使えますか?」
「使えねーよ!何だケロ、火炎放射機の術って!それ忍術じゃねーケロ。そもそも俺はカエルだからな!水関係の術しか教えられねぇーよ!?」
激しいツッコミを入れるカエルです。しかし、何だか楽しそうにツッコミを入れますね。
「俺がお前に教えられるのは水分身の術と激流の術だケロ。」
「それってどんな術なんですか?」
ニコニコ笑顔で私は聞きました。
「水分身は文字通り水を使って自分の分身を作る術ケロ。激流の術は近くにある水を自在に操る術ケロ。どれも難しい術ケロ。」
「私に出来ますかね?私、体力が普通の女子高生以下らしいのです。」
カエルさんは何かを考えていました。
(そういや、コイツの練習みていたけどマジで体力も身体能力も並以下だったケロな)
「まぁ、大丈夫ケロ。忍術は精神力の方が必要だケロ。自分の世界に入りきる事が重要ケロ。」
「あ、はい!自分の世界というか、妄想とかなら得意です!」
カエルさん、何やら私を見つめています。
「・・・確かに思い込み強そうだし確かに大丈夫そうケロな。」
カエルさんは「ケロッ・・・!」とか言いながら池の方をみます。
「じゃあまず、水分身から教えるケロ。まず、水を見るケロ。」
「はい、ケロ!」
私は本格的な忍術修行にとてもテンションが上がっていました。
「じゃあ、水を見ながら自分の分身を作ろうと念じるケロ。」
「はい。」
しばらく私は念じました。
水よ・・・私の姿をして現れろ・・・等身大の私の姿・・・それをいま魅せろ・・・!
この時の私の思いは今までの人生で一番の強い思いだと思いました。
そして、私がふと顔をあげると・・・。
「うわっ!自分がいるです!」
目に写るのは私です。しっかりと服装も髪型もぴったり一緒です。
「オメェ・・・天才か?それとも本当に思いが強くて出来ちまったのか?」
何かを疑う目をするカエルさん。
「ちょっと待って下さいカエルさん。私は『オメェ』ではありません!華音という立派な名前があります!」
この時、忍術が成功した喜びでかかなりテンションが高かったです。
「オメェ・・・いや華音、オメェの思いの強さだけは本物だな。」
「うん!有り難うです!ケロちゃん!」