くノ一です!
それから何時間寝ていたのでしょうか。私は目を開けると外はもう真っ暗でした。
時計を見ると・・・夜の10時でした。随分と寝ていたようです。
しかし、何だか部屋の中がうるさい・・・。そう思って部屋を見渡したら玄さんとケロちゃんが何やら言い争っていました。
「貴様っ・・・!そんなつもりで華音に近寄ったのかっ・・・!成敗してくれるっ!」
激怒の玄さん・・・それを聞いたケロちゃんも反論しています。
「ああ〜〜!?せっかくカエルとして生を受けたんだ!女の子と一緒にお風呂入りてぇんだケロ!あの娘優しいから押しに負けて一緒に入ることも可能かも知れねーケロ!」
あまりにケロちゃんの言葉が気持ち悪いです。
「カエルと一緒にお風呂入ることはありえません!」
何か背中がゾクゾクする気持ち悪さでした。
「てか、その前に玄さんはどうやって何しに私の部屋に上がり込んでいるんですか!まさか私を襲うつもりでしたか?」
「ち、違う・・・。俺は今日用事で別の任務に行っていたから、その帰りに『吉牛』で牛丼を二つ買ったから華音に一個あげようと思って・・・」
めっちゃ動揺している玄さん、私も少し怒り過ぎた様な気がしました。
「ごめんなさい。今日は少し疲れてイライラしちゃいました。」
まだ、頭が痛いです。これが術の後遺症なのですかね。
「話はそこのカエルに聞いた。華音、お前は水属性の術の適正があるんだな。」
「適正ですか?」
何の事なのかさっぱり分からないです。
「ああ、現代の忍術には火術・水術・土術・木術・風術・幻術・音術・呪術の8つの種類とそれに分類されない特殊な術がある。どれも適正が無きゃ使えないんだ。」
「へぇ〜そんなにも!ちなみに玄さんはどれと適正があるんですか?」
何も考えずに聞いてしまった私。その瞬間、玄さんは少し気分を悪くしたのか、少し暗い雰囲気を出していました。
「あー、まぁ俺のことは今度、機会があれば教えるよ。」
「あ・・・はい。」
私も流石に無神経な事を聞いてしまったかなと思いました。でも玄さんはそんな事を感じさせずに説明をしました。
「一番適正者が多いのが風術と火術。この二つは同じくらいの人数で、二大忍術と呼ばれている。その他の術は性格や特技などに凄く別れる。大人しい内気な人は水術使いが多く、自然を愛する人は木術を使う人が多い。少数だが農家出身の忍者は土術を使う人が多い。そして、美人な女性には幻術使いが多く、音楽が好きな人や音楽の才能がある人は音術を使う。」
この説明を受けたとき私は世の中には色んな術があるんだな〜と思っていました。
「ちなみに呪術を使う人はどんな特徴があるんですか?」
私がそう質問すると今まで静かにしていたケロちゃんがいきなり喋ってビックリしました。
「そらオメェ、呪術なんか精神の病んだ奴が使うとても恐ろしい術だケロ。俺は一度見たけど藁人形を持って夜中に何かをしていたケロよ。」
「ひぃ、怖いですぅ!」
「そうだ!呪術は怖い!女性に多くてな、大体が抜忍だ。」
なんか、藁人形の話は昔テレビで見たことあるけど本当だったんですね・・・。
「何か怖くて一人でお風呂いけれません!ケロちゃん一緒に入ろっ!」
「ケロっ!?」
この後、どうやら最初に言っていたセリフを忘れて、とにかく怖いからケロちゃんと一緒にお風呂行きました。
時計を見ると・・・夜の10時でした。随分と寝ていたようです。
しかし、何だか部屋の中がうるさい・・・。そう思って部屋を見渡したら玄さんとケロちゃんが何やら言い争っていました。
「貴様っ・・・!そんなつもりで華音に近寄ったのかっ・・・!成敗してくれるっ!」
激怒の玄さん・・・それを聞いたケロちゃんも反論しています。
「ああ〜〜!?せっかくカエルとして生を受けたんだ!女の子と一緒にお風呂入りてぇんだケロ!あの娘優しいから押しに負けて一緒に入ることも可能かも知れねーケロ!」
あまりにケロちゃんの言葉が気持ち悪いです。
「カエルと一緒にお風呂入ることはありえません!」
何か背中がゾクゾクする気持ち悪さでした。
「てか、その前に玄さんはどうやって何しに私の部屋に上がり込んでいるんですか!まさか私を襲うつもりでしたか?」
「ち、違う・・・。俺は今日用事で別の任務に行っていたから、その帰りに『吉牛』で牛丼を二つ買ったから華音に一個あげようと思って・・・」
めっちゃ動揺している玄さん、私も少し怒り過ぎた様な気がしました。
「ごめんなさい。今日は少し疲れてイライラしちゃいました。」
まだ、頭が痛いです。これが術の後遺症なのですかね。
「話はそこのカエルに聞いた。華音、お前は水属性の術の適正があるんだな。」
「適正ですか?」
何の事なのかさっぱり分からないです。
「ああ、現代の忍術には火術・水術・土術・木術・風術・幻術・音術・呪術の8つの種類とそれに分類されない特殊な術がある。どれも適正が無きゃ使えないんだ。」
「へぇ〜そんなにも!ちなみに玄さんはどれと適正があるんですか?」
何も考えずに聞いてしまった私。その瞬間、玄さんは少し気分を悪くしたのか、少し暗い雰囲気を出していました。
「あー、まぁ俺のことは今度、機会があれば教えるよ。」
「あ・・・はい。」
私も流石に無神経な事を聞いてしまったかなと思いました。でも玄さんはそんな事を感じさせずに説明をしました。
「一番適正者が多いのが風術と火術。この二つは同じくらいの人数で、二大忍術と呼ばれている。その他の術は性格や特技などに凄く別れる。大人しい内気な人は水術使いが多く、自然を愛する人は木術を使う人が多い。少数だが農家出身の忍者は土術を使う人が多い。そして、美人な女性には幻術使いが多く、音楽が好きな人や音楽の才能がある人は音術を使う。」
この説明を受けたとき私は世の中には色んな術があるんだな〜と思っていました。
「ちなみに呪術を使う人はどんな特徴があるんですか?」
私がそう質問すると今まで静かにしていたケロちゃんがいきなり喋ってビックリしました。
「そらオメェ、呪術なんか精神の病んだ奴が使うとても恐ろしい術だケロ。俺は一度見たけど藁人形を持って夜中に何かをしていたケロよ。」
「ひぃ、怖いですぅ!」
「そうだ!呪術は怖い!女性に多くてな、大体が抜忍だ。」
なんか、藁人形の話は昔テレビで見たことあるけど本当だったんですね・・・。
「何か怖くて一人でお風呂いけれません!ケロちゃん一緒に入ろっ!」
「ケロっ!?」
この後、どうやら最初に言っていたセリフを忘れて、とにかく怖いからケロちゃんと一緒にお風呂行きました。