はじめまして 私の大好きな幽霊さん
し「なんじゃこらぁー!!なんでだ?は?なにこれ?夢?夢だよな?」
ぐいっ
女の子は、静のほっぺをつねった
し「いたいっ」
ひ「あ…いたいみたいです、現実ですね」
し「……」
ばたん……
ひ「ん?…え?ちょっ気絶してるっ」
そう…これが、
霊感があり、幽霊の俺が見える彼女…小川ひなたとの出会いだった
ふわふわで…柔らかい
なんか暖かくて…
目をこすりながら
ゆっくりとまぶたをあけると
さっきの少女の顔がすごい近くにあった
し「………」
ひ「目?覚めましたか?」
ん?……この柔らかいものは…
し「ひざぁー!!!」
ごいんっ!
勢いよく顔を上げた静は、ひなたに顔面アタックをしてしまった
ひ「あてて…気をつけて下さいよぉー、私は、あなたが見えるし触れるから…顔がぶつかると痛いんですよぉー」
し「ご…ごめん…びっくりしたんだ」
なんだ…やっぱり夢じゃないだ…そうか…はぁ