空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
お母さんとおにいに「行ってきます」と精一
杯笑った。
本当は望夢のいない世界を見るのが怖い。望
夢のいない学校に行くのが怖い。でも、お母
さんとおにいはそれをわかってくれている。
きっと、なるみと秋斗も。みんながいるから
私は歩きだそうと思える。それに、望夢は私
の中にいる。この先もずっと。だから望夢と
一緒に生きていくの。
「おはよ!」
学校の近くまで歩くと、前を歩くなるみと秋
斗の姿が見えた。私の声に気づいた2人は、
振り返り私を見ると、ほぼ同時に目を見開い
た。
「つ、つぼみ…?」
「お前…大丈夫だったか?」
2人は驚きながら。なるみなんて目をうるう
るさせて私の傍まで走ってきた。
杯笑った。
本当は望夢のいない世界を見るのが怖い。望
夢のいない学校に行くのが怖い。でも、お母
さんとおにいはそれをわかってくれている。
きっと、なるみと秋斗も。みんながいるから
私は歩きだそうと思える。それに、望夢は私
の中にいる。この先もずっと。だから望夢と
一緒に生きていくの。
「おはよ!」
学校の近くまで歩くと、前を歩くなるみと秋
斗の姿が見えた。私の声に気づいた2人は、
振り返り私を見ると、ほぼ同時に目を見開い
た。
「つ、つぼみ…?」
「お前…大丈夫だったか?」
2人は驚きながら。なるみなんて目をうるう
るさせて私の傍まで走ってきた。