空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
なんだか嬉しいような、切ないような…。

自分の中で葛藤しているのは、望夢との思い

出が、大澤くんに塗り替えられたから。

そりゃ、初めてちゃんと話をしただけだか

ら、望夢のこと忘れるほどってことじゃない

けど。でも、望夢だけであってほしかった。

「森口さん、おはよ。」

次の日、校門に着くと、後ろから大澤くんが

挨拶してくれた。

「おはよう、大澤くん。」
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