空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
「つぼみ。望夢は死んだ。」
リビングの入り口の方から、おにいの声が聞
こえてきた。
「認めたくないだろう。それでもつぼみは前
に進まなきゃいけない。望夢を忘れろって言
ってるんじゃなくて…。」
おにいが話すにつれて、おにいの声が震えて
いく。
「ただ、俺たちはつぼみに幸せになってほし
いんだ。」
わかってるよ。頭ではわかってるけど、心が
ついていかないの。だって、望夢は私の初恋
で、運命の人で、誰よりも愛する人だから。
「ひろくんは望夢くんのこと知ってるの?」
「望夢が好きなのは知っているけど、望夢が
がどこにいるかは知らない。」
いつか話さなきゃって思ってる。
リビングの入り口の方から、おにいの声が聞
こえてきた。
「認めたくないだろう。それでもつぼみは前
に進まなきゃいけない。望夢を忘れろって言
ってるんじゃなくて…。」
おにいが話すにつれて、おにいの声が震えて
いく。
「ただ、俺たちはつぼみに幸せになってほし
いんだ。」
わかってるよ。頭ではわかってるけど、心が
ついていかないの。だって、望夢は私の初恋
で、運命の人で、誰よりも愛する人だから。
「ひろくんは望夢くんのこと知ってるの?」
「望夢が好きなのは知っているけど、望夢が
がどこにいるかは知らない。」
いつか話さなきゃって思ってる。