空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
いつだって君をそばに感じてる
「では冬休み明けに元気な顔を見せて下さ
い。」
望夢の命日から3カ月が経った。冬期講習も
終わり、明日から待ちに待った冬休みだ。と
は言え、受験生なので勉強三昧になる。
「つぼみ、今日秋斗と勉強するけど、一緒に
行く?」
「ううん、今日は行くところがあるの。」
あの命日から、なるみたちと遊ぶことが増え
た。望夢の分まで笑って生きようって思える
ようになったからかな?
放課後、静まり返った教室に一人残り、冬の
空を見つめた。
「つぼみ。帰らないの?」
もう聞きなれたひろくんの声。あれからひろ
くんとは友達として仲良くしている。
「今日ね、中学校に行こうかなって。」
い。」
望夢の命日から3カ月が経った。冬期講習も
終わり、明日から待ちに待った冬休みだ。と
は言え、受験生なので勉強三昧になる。
「つぼみ、今日秋斗と勉強するけど、一緒に
行く?」
「ううん、今日は行くところがあるの。」
あの命日から、なるみたちと遊ぶことが増え
た。望夢の分まで笑って生きようって思える
ようになったからかな?
放課後、静まり返った教室に一人残り、冬の
空を見つめた。
「つぼみ。帰らないの?」
もう聞きなれたひろくんの声。あれからひろ
くんとは友達として仲良くしている。
「今日ね、中学校に行こうかなって。」