空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
大丈夫なんかじゃない。足はふらついていて

、とてもバドを続けられる状態じゃなかっ

た。周りには人が集まってきて、先生も私た

ちの元に駆けつけてきた。

「岩田、大丈夫か。石原と一緒に保健室行っ

てこい。」

先生の言葉で望夢も保健室に行く気になった

みたい。

秋斗は望夢の体を支えて私となるみはサポー

トするように保健室に向かった。しかし、保

健室のドアには鍵がかかっており、「養護教

諭出張のため、職員室に鍵を取りに行ってく

ださい。」と貼り紙されていた。

「望夢!すぐに鍵取ってくるから待ってて

ね?」

望夢が力なく頷くのを確認してから、急いで

職員室に走った。
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