空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
思わず呼び止めちゃった。振り返ってきょと

んとしている望夢、かわいいな。…って!そ

うじゃなくて。あー。何言う?何話せばいい

の?

「い、いや。あ、あのね…!」

望夢の頭に?が3つ程浮かんで見える。どう

しようなんて悩んでいたら。

「あらー!望夢くんじゃない!」

「お母さん!」

さっき想いが通じたばかりなのに…。なん

か、恥ずかしいです…。

「こんばんは。」

「望夢くん、ちょうど夕飯ができたの。一緒

に食べていかない?」

お母さんがルンルンしながら望夢にきいてる

けど…。そんなの聞かなくていいから!

「いいんですか!?」

そしてなぜ望夢もノリノリなの。

結局食卓には4人分のご飯が並んだ。
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