空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
第1章
初恋
長い。長い。本っ当に長い!長いよー!!
校門や中庭に力強く舞う桜。私たちは中学3
年生になった。クラス替えもして、新しい生
活が始まる。
「以上をもって、始業式を終了します。」
その言葉と同時に生徒たちのため息が体育館
いっぱいにこぼれた。
「なるみー!どうして先生の話はあんなに長
いの?」
「それはね、先生だから。」
「理由になってないよ!」
教室に戻るまでの廊下で、親友のなるみと話
していた。
教室には、1年の時に同じクラスだった人、
初めて同じクラスになる人、ずっと同じクラ
スだった人…。その光景は3年生になったこ
とを実感させた。
校門や中庭に力強く舞う桜。私たちは中学3
年生になった。クラス替えもして、新しい生
活が始まる。
「以上をもって、始業式を終了します。」
その言葉と同時に生徒たちのため息が体育館
いっぱいにこぼれた。
「なるみー!どうして先生の話はあんなに長
いの?」
「それはね、先生だから。」
「理由になってないよ!」
教室に戻るまでの廊下で、親友のなるみと話
していた。
教室には、1年の時に同じクラスだった人、
初めて同じクラスになる人、ずっと同じクラ
スだった人…。その光景は3年生になったこ
とを実感させた。