空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
「何にやにやしてんの?」

「え?」

うそ!顔にでてた?望夢の彼女になれて幸せ

だなんて恥ずかしくて言えないよ…。

「俺の彼女になれて幸せ?」

「な!なんでわかったの?」

「つぼみの彼氏だからすぐわかる。」

その言葉の直後に私の髪を撫でた。そしても

う一度私の手を握る。

「あの、望夢!ほかの人にばれちゃうよ?」

「その方が好都合。」

どうしてだろう?私は何が好都合なのかわか

らないまま、学校の前まで望夢と手を繋いで

歩いた。

「つ、つぼみ!?」

「の、望夢!?」

あの声は…。

「なるみ!秋斗!」

今の状況…やばいよね?望夢と手を繋いで

て、なるみたちに見られた。
< 43 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop