空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
望夢の言葉に大きく首を振った。

「チョコバナナおいしいっ!」

「間接キス、しちゃったね?」

意地悪な笑みを浮かべる望夢。ほんとに…。

「もう…///」

そんなこんなで2人でクレープを食べながら

「次はどこ行く?」なんて話していた。

2人で2人の恋愛シチュエーションを叶えら

れた。それが私にはとっても嬉しくて。

こんな幸せがいつまでも続くって信じてた。

「う…。」

望夢が頭を押さえて顔を歪めた。

「の、望夢…?頭まだ痛いの?」

「ちょっとだけ…。大丈夫だ…よ…。」

顔色が悪くて、今にも死んでしまいそうな程

苦しむ望夢。

「帰ろう?望夢。」

「う、うん。ごめん、つぼみ…。」
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