空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
私は望夢が好き。ずっと一緒にいたい。そう

思うだけでいいのなら…。それだけで望夢が

幸せなら…。

「私、望夢が好き。望夢と一緒にいる…。一

緒にいたい。」

私の気持ちを話すと、なるみと秋斗は微笑ん

でくれた。

きっと大丈夫。望夢を好きでいる限り私は。

私たちは乗り越えられる。

放課後、3人で病院に向かった。

「つぼみ、望夢に本当の気持ち、伝えてお

いで。」

病院の前に着くと、なるみと秋斗は私の背

中を押して帰っていった。

ありがとう。なるみと秋斗のおかげだよ。

いつまで一緒にいられるかわからないけど

望夢を幸せにしたいから。望夢と幸せにな

りたいから。2人の背中を見つめる視線に

感謝の気持ちを強く込めた。
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