空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
「絶対離さない。お前が断っても離してやん

ねぇから。」

「断ったりしないもん!私だって断られても

離れ…んっ!」

突然のキス。強引だけど甘くて愛がたくさん

詰まったキス。恥ずかしいのに。息ができな

い程苦しいのに。唇を離したくなくて。

それから私たちは幸せの時間を過ごした。

「望夢、そろそろ帰るね。お母さんが心配

しちゃう。」

もっと一緒にいたかったなぁ。

でもお母さんとおにいにも話さなきゃ。私が

決めたこと。望夢への想い。全部伝えるの。

それでちゃんと私たちの交際を認めてもらわ

なきゃ。

「わかった。気をつけて帰れよ。」

「明日も来る!明後日も!その次も!毎日来

るから!」
< 63 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop