空に消える想い〜いつだって君をそばに感じてる〜
それから1か月後。
「つぼみ!一時帰宅だって!」
望夢が嬉しそうに私に報告してくれた。
明日1日だけ帰ってもいいと!
「良かったね!望夢いっぱい頑張ったもん
ね!」
望夢に。私たち与えられたたったの1日。
2人でデートして、ずっと一緒にいることに
決めた。
「森口さん。」
名前を呼ばれて振り返ると、望夢の担当医の
立花先生が立っていた。話があると言われて
空き部屋へと連れられた。
そこには望夢のお父さんとお姉さんが座って
いた。2人の表情で良い話じゃないことはわ
かった。
立花先生に促されて、椅子に腰かけた。少し
の間沈黙が続いた。
部屋に流れる空気が重い。
望夢は回復しているから一時帰宅するんじゃ
ないの?
「つぼみ!一時帰宅だって!」
望夢が嬉しそうに私に報告してくれた。
明日1日だけ帰ってもいいと!
「良かったね!望夢いっぱい頑張ったもん
ね!」
望夢に。私たち与えられたたったの1日。
2人でデートして、ずっと一緒にいることに
決めた。
「森口さん。」
名前を呼ばれて振り返ると、望夢の担当医の
立花先生が立っていた。話があると言われて
空き部屋へと連れられた。
そこには望夢のお父さんとお姉さんが座って
いた。2人の表情で良い話じゃないことはわ
かった。
立花先生に促されて、椅子に腰かけた。少し
の間沈黙が続いた。
部屋に流れる空気が重い。
望夢は回復しているから一時帰宅するんじゃ
ないの?