野良猫
ざっと雑魚たちが片付いたところで
奥の部屋の扉が開く
「これは、これは野良猫さんじゃねぇか。
俺の可愛い後輩たちをこんなにしてくれてただじゃすまねぇぞ」
総長らしきやつがでてくる。
「こんな、汚いレイプだの、薬だのやってる奴らに負ける気しねぇよ。
頭同士のタイマンといこうぜ」
相手を挑発する。
「舐めた口聞くなよ、女ごときに負けねぇよ」
「女ごときの女に負けたら男の恥だな。
つべこべ言わずかかってこいよ」
あっちの総長が走ってくる。
その拳を手で受け止めて鳩尾に一発
あっちが怯んだ隙に顔面を容赦なく蹴り飛ばす
ごきっという鈍い音を立てながら弧を描きながら吹っ飛ぶ