チョコレート戦線
腕を引かれて彼の胸元に抱え込まれる。
驚きに息を呑むと
「木村さん、ありがとう。すげー嬉しいよ」
そう言ってくれて、少し体を離すと
「俺は木村さんが好きだよ。だから本命チョコが嬉しくて。なのに返事する前に逃げるから、追い掛けてきたよ」
そうクスッと笑いながら、言われた。
「えっと・・・、どういう事??」
あまりの事に脳内処理が追いついてない。
「俺も木村さんが好きです。告白してくれてありがとう。俺の彼女になってくれませんか?」
腕を緩めつつも、その囲いの中からは出さずに彼は言う。
その時の私を見る彼は、優しく甘い表情だ。
まさかの想像すらしてなかった彼からのイエスの返事に、戸惑いつつも涙が溢れた。
「はい!彼女になりたいです。よろしくお願いします!」
こうして、私と彼はバレンタインからお付き合いすることになりました。
普段よりも少しの勇気で物事が動く。
バレンタインというイベントの奇跡。
友達とでも大好きだけど、彼との記念日にもなるこのバレンタインという日が、私はとても大好きになれた。
Fin
驚きに息を呑むと
「木村さん、ありがとう。すげー嬉しいよ」
そう言ってくれて、少し体を離すと
「俺は木村さんが好きだよ。だから本命チョコが嬉しくて。なのに返事する前に逃げるから、追い掛けてきたよ」
そうクスッと笑いながら、言われた。
「えっと・・・、どういう事??」
あまりの事に脳内処理が追いついてない。
「俺も木村さんが好きです。告白してくれてありがとう。俺の彼女になってくれませんか?」
腕を緩めつつも、その囲いの中からは出さずに彼は言う。
その時の私を見る彼は、優しく甘い表情だ。
まさかの想像すらしてなかった彼からのイエスの返事に、戸惑いつつも涙が溢れた。
「はい!彼女になりたいです。よろしくお願いします!」
こうして、私と彼はバレンタインからお付き合いすることになりました。
普段よりも少しの勇気で物事が動く。
バレンタインというイベントの奇跡。
友達とでも大好きだけど、彼との記念日にもなるこのバレンタインという日が、私はとても大好きになれた。
Fin