寡黙な御曹司は密かに溺愛している
エレベーターを降りて、社用車に乗り込む。
でも、その間も課長は、あまり口を開かない。
たまーに私から当たり障りのない会話をするだけだった。
「お疲れ様です。遅くなってすみません。一応今日、回ることになっていた雑貨屋さんは以上になります」
今日は車で一時間までの場所を中心に、グッズを置いてくれている雑貨屋を六件回った。
どこもすごくわかりやすい場所にポップなどを作って置いてくれていたのでそれがつい嬉しくて一件、一件時間をかけ過ぎた。
そのせいで課長も一緒だというのに、お昼も食べず時間はもう午後三時になろうとしている。
でも、その間も課長は、あまり口を開かない。
たまーに私から当たり障りのない会話をするだけだった。
「お疲れ様です。遅くなってすみません。一応今日、回ることになっていた雑貨屋さんは以上になります」
今日は車で一時間までの場所を中心に、グッズを置いてくれている雑貨屋を六件回った。
どこもすごくわかりやすい場所にポップなどを作って置いてくれていたのでそれがつい嬉しくて一件、一件時間をかけ過ぎた。
そのせいで課長も一緒だというのに、お昼も食べず時間はもう午後三時になろうとしている。