好きって伝えたかった。

*07


「はぁ。。」


まさかあんなとこで再会するとは思わなかったな


ぶっちゃけ会ったのがハルだけで安心してる自分がいる。





あの後雅也くんにお家まで送ってもらって今は自分の部屋。


結局雅也くんはずっと少し機嫌が悪いままで。

いつもあまり多くない口数も帰りは特に少なかった。


遊んでる時は普通だったのにな。

どうしてだろう?




「あれ、そういえばハルはなんであそこにいたんだろう?」


ハルが引っ越したのはここからずっと遠い九州の方。

もともとこっちにも親の仕事の都合で引っ越してきてたから親戚とかもいないはずだし。


聞いとけばよかったなぁ


「まあ、いっか!」


なんか用事があって来ただけならたぶんもう会うことはないだろうし







まぁ、この予想は見事に外れることになるんだけどね
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