好きって伝えたかった。
**03
どうやらお店の入り口付近が騒がしいみたい。
「なにかあったのかなー?」
なんか女の人の声が多い気がする....?
「なによー、イケメンでもいるの?」
「まさか笑」
真南と私はなにがあったのか確かめようと席から身を乗り出した。
私達が座ってた席は結構奥でかなり乗り出さないと見えなかった
「きゃー!!」
どうやら真南の方が先に見えたらしい
「なにがあったの?」
「やばいやばいやばいやばい!!今まで見たことないくらいのイケメンいる!しかも二人!!めっちゃ似てるから双子かなあ!!」
「ちょっと、真南!危ないって!」
見るのに夢中になりすぎて真南は椅子から落っこちそうな体勢になってるから、私は慌てて真南の腕を掴んだ
そのとき
「....っ!」
目が合った。