20代最後の夜は、あなたと
突然あらわれた悪魔
「さーわ、今日これから飲みに行かない?」
「ごめん奈緒、これ今日中にやっつけないといけないんだ」
「そっか、頑張って。
また誘うね」
「うん、ありがとう」
私、宮本紗和(みやもとさわ)は、住宅設備メーカーに勤める29歳。
いま声をかけてきたのは、同い年で受付嬢してる河瀬奈緒(かわせなお)。
奈緒は受付嬢だけあって、すごく美人でスタイル抜群。
お客さま受けもいいし、出入りする業者さんの中には、明らかに奈緒狙いの人もいるくらい。
それに比べて私は、平凡な見た目のどこにでもいる29歳女子。
彼氏いない歴もうすぐ3年。
仕事ばっかりしてて、このままじゃ女として干からびてしまいそうだ。
でもいいんだ、仕事してると楽しいし、プライベートが地味なことも忘れちゃうから。
「ごめん奈緒、これ今日中にやっつけないといけないんだ」
「そっか、頑張って。
また誘うね」
「うん、ありがとう」
私、宮本紗和(みやもとさわ)は、住宅設備メーカーに勤める29歳。
いま声をかけてきたのは、同い年で受付嬢してる河瀬奈緒(かわせなお)。
奈緒は受付嬢だけあって、すごく美人でスタイル抜群。
お客さま受けもいいし、出入りする業者さんの中には、明らかに奈緒狙いの人もいるくらい。
それに比べて私は、平凡な見た目のどこにでもいる29歳女子。
彼氏いない歴もうすぐ3年。
仕事ばっかりしてて、このままじゃ女として干からびてしまいそうだ。
でもいいんだ、仕事してると楽しいし、プライベートが地味なことも忘れちゃうから。
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