20代最後の夜は、あなたと
「どうぞどうぞ、ご自由に」
「でもさ、20代最後だし、そろそろ紗和も彼氏つくったら?」
「あのね奈緒、私は奈緒と違って男が言い寄ってこないんです」
「そうかなー、紗和が気づいてないだけじゃないの?」
「は?そんな物好きな男なんていないし」
「紗和はニブいからねー」
「なによ、その意味深な笑いは」
「なーんでもない」
奈緒は、女の私からも羨ましい見た目で、性格もサッパリしてて、彼氏がいない時期が短い。
今はフリーだけど、元カレと別れたのはたったの1ヶ月前だし。
私は、もうかれこれ3年いないっていうのに。
元カレは、大学の同級生だった。
大学の頃は単なる友達だったけど、卒業して別々の会社に就職してから数年後、大学の同窓会でたまたま隣の席になり、そのまま勢いで翌日二人きりで遊ぶことになったんだ。
「でもさ、20代最後だし、そろそろ紗和も彼氏つくったら?」
「あのね奈緒、私は奈緒と違って男が言い寄ってこないんです」
「そうかなー、紗和が気づいてないだけじゃないの?」
「は?そんな物好きな男なんていないし」
「紗和はニブいからねー」
「なによ、その意味深な笑いは」
「なーんでもない」
奈緒は、女の私からも羨ましい見た目で、性格もサッパリしてて、彼氏がいない時期が短い。
今はフリーだけど、元カレと別れたのはたったの1ヶ月前だし。
私は、もうかれこれ3年いないっていうのに。
元カレは、大学の同級生だった。
大学の頃は単なる友達だったけど、卒業して別々の会社に就職してから数年後、大学の同窓会でたまたま隣の席になり、そのまま勢いで翌日二人きりで遊ぶことになったんだ。