35階から落ちてきた恋
「果菜、待て」
どうして止めるのかと進藤さんを見ると少し困ったような不機嫌そうな表情を浮かべている。
「どうしました?」
「お前さ」
ん?
「俺と会うのは5日振り。いや、それもあの日はすぐに社長に追い出されたからゆっくり会うのは3週間以上か?それなのにその態度?」
ああ。
そういう事?
「まさかの清美さんにやきもちですか?」
冗談めかして少し笑う。
「まあな」
進藤さんはスマホを取り出して操作すると、それを私に見せた。
写真だ。
ん?
これって!
一気に頬が熱くなり「削除しますっ」と画面に触れようとしたらサッとスマホを取り上げられてしまった。
それは清美さんの部屋着を着た私の寝顔。
酔って寝ている私の頬に頬をくっつけた清美さんがピースサインをして笑っている。
どうして止めるのかと進藤さんを見ると少し困ったような不機嫌そうな表情を浮かべている。
「どうしました?」
「お前さ」
ん?
「俺と会うのは5日振り。いや、それもあの日はすぐに社長に追い出されたからゆっくり会うのは3週間以上か?それなのにその態度?」
ああ。
そういう事?
「まさかの清美さんにやきもちですか?」
冗談めかして少し笑う。
「まあな」
進藤さんはスマホを取り出して操作すると、それを私に見せた。
写真だ。
ん?
これって!
一気に頬が熱くなり「削除しますっ」と画面に触れようとしたらサッとスマホを取り上げられてしまった。
それは清美さんの部屋着を着た私の寝顔。
酔って寝ている私の頬に頬をくっつけた清美さんがピースサインをして笑っている。