はちみつ・lover
んで、何でこんな事になってるんだろう?


夜も更け、私は彼と同じベッドに入ってい

た。彼が気をつかってソファで寝ようとし

ていたから、お人好しな私は放っておけず

一緒に眠る事になってしまい・・・


だって、パジャマまで借りちゃってるし。雑

な扱いは出来ないよ・・・


「葵さん・・・まだ起きてますか?」

「・・・何?」


答えると、彼が背後からギュッと抱き締め

てくる。首筋にキスをされてしまい、無垢な

体はすぐに反応を示した。

「ククッ・・・何をしてほしいか、言ってく

れなきゃ分かりませんよ?」

そんな事を耳元で囁かれてしまい、いけな

いと思いつつも甘えてしまいたくなる。理

性と衝動の間で揺れ動いていると、彼が構

わず誘惑してきた。

「葵さん、俺の事好きですよね?このまま

朝まで我慢出来るんですか・・・?」

「っ・・・そんな、意地悪な事言わない

で・・・」


もう、ダメ・・・こんなに誘われたら、我慢

出来なくなっちゃうよぉ・・・
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