はちみつ・lover
・・・やっぱり、現実的に考えて私みたいな
地味女が相手にされるわけないんだってば。
暗い事ばかり考えている内に私が降りる駅
に着いた。腕時計を確認すると既に業務開
始10分前。
「えっ!?ちょっとマズい。いやかなりマ
ズい」
余計な事ばかり考えているせいで仕事にま
で影響が出てきている。私はヒールを履い
た足でムリヤリ走り抜けた。何とか会社に
着いたけど経理課に着いた時には10分遅刻
していた。
「珍しいな。お前が遅刻するなんて」
「す、すみません・・・」
私は入社してから一度も遅刻・欠勤をした
事がない。それだけに早口課長も目を丸く
して驚いていた。
「くれぐれも男を理由に遅刻するのはやめ
とけよ」
「えっ!?何ですかそれ」
「お前、総務の倉持と付き合ってるんだろ?
プライベートは個人の自由だが業務に支障
をきたされると困るんだ」
地味女が相手にされるわけないんだってば。
暗い事ばかり考えている内に私が降りる駅
に着いた。腕時計を確認すると既に業務開
始10分前。
「えっ!?ちょっとマズい。いやかなりマ
ズい」
余計な事ばかり考えているせいで仕事にま
で影響が出てきている。私はヒールを履い
た足でムリヤリ走り抜けた。何とか会社に
着いたけど経理課に着いた時には10分遅刻
していた。
「珍しいな。お前が遅刻するなんて」
「す、すみません・・・」
私は入社してから一度も遅刻・欠勤をした
事がない。それだけに早口課長も目を丸く
して驚いていた。
「くれぐれも男を理由に遅刻するのはやめ
とけよ」
「えっ!?何ですかそれ」
「お前、総務の倉持と付き合ってるんだろ?
プライベートは個人の自由だが業務に支障
をきたされると困るんだ」