はちみつ・lover
「・・・こ、これで・・・いい?」
私は勇気を振り絞って、彼の広い背中に抱き
ついた。そのまましばらく沈黙が続く。た
だシャワーの音だけが響いた。
「・・・葵さんの、胸当たって・・・何
か、恥ずかしいです」
彼の鼓動がバクバクと早いのが分かる。珍
しく耳が真っ赤になっていて、ダメだと思い
つつもからかいたくなった。
「・・・好き、倉持くん・・・」
そう言った途端、彼の顔がこっちを向い
た。頬がほのかに赤くなっている。彼は私
の腕を振りほどくとこっちを向いた。
「バカ!見ないって言ったのに」
「ごめんなさい。もう・・・我慢出来ませ
ん」
彼は私の腰に腕を回すと、首筋に甘い痛み
を走らせる。日野がマーキングしてきた所を
熱心に噛んできた。
「もしかして、あいつとヤッたんですか?」
「う・・・うん。1回・・・だけ」
私はごまかしきれないと思って観念した。
途端に日野(あいつ)の事を忘れてしまう
ほどの熱烈なキスを受ける。唇が離れると
彼があらゆる所を愛撫し始めた。
私は勇気を振り絞って、彼の広い背中に抱き
ついた。そのまましばらく沈黙が続く。た
だシャワーの音だけが響いた。
「・・・葵さんの、胸当たって・・・何
か、恥ずかしいです」
彼の鼓動がバクバクと早いのが分かる。珍
しく耳が真っ赤になっていて、ダメだと思い
つつもからかいたくなった。
「・・・好き、倉持くん・・・」
そう言った途端、彼の顔がこっちを向い
た。頬がほのかに赤くなっている。彼は私
の腕を振りほどくとこっちを向いた。
「バカ!見ないって言ったのに」
「ごめんなさい。もう・・・我慢出来ませ
ん」
彼は私の腰に腕を回すと、首筋に甘い痛み
を走らせる。日野がマーキングしてきた所を
熱心に噛んできた。
「もしかして、あいつとヤッたんですか?」
「う・・・うん。1回・・・だけ」
私はごまかしきれないと思って観念した。
途端に日野(あいつ)の事を忘れてしまう
ほどの熱烈なキスを受ける。唇が離れると
彼があらゆる所を愛撫し始めた。