はちみつ・lover
「葵さ~ん」
「ん?」
「好きです」
彼はデカい体で甘えるようにスリスリして
くる。タレ目を潤ませて見つめてくるからそ
っと頭を撫でてあげた。
「葵さん、あの時初めて好きって言ってくれ
ましたよね」
「えっ?そうだった?」
「そうですよ」
そう・・・だったんだ。うわ~、最悪だ。
自分の事ばっかり考えて、全然彼に気持ちを
伝えてなかった。
「ごめん・・・」
「いいですよ気にしなくて。もう俺以外のヤ
ツになんか触らせないし」
彼の心底幸せそうな笑顔を見ていると、今
まで抱えていた寂しさが嘘のように消えてい
く。きっと私も本気で彼の事を好きなのだろ
う。
「あ、そうだ。部屋の前に置いてあったあ
の段ボール、何?」
「段ボール?」
「そ。私の部屋の前に置いてあったで
しょ?」
「ん?」
「好きです」
彼はデカい体で甘えるようにスリスリして
くる。タレ目を潤ませて見つめてくるからそ
っと頭を撫でてあげた。
「葵さん、あの時初めて好きって言ってくれ
ましたよね」
「えっ?そうだった?」
「そうですよ」
そう・・・だったんだ。うわ~、最悪だ。
自分の事ばっかり考えて、全然彼に気持ちを
伝えてなかった。
「ごめん・・・」
「いいですよ気にしなくて。もう俺以外のヤ
ツになんか触らせないし」
彼の心底幸せそうな笑顔を見ていると、今
まで抱えていた寂しさが嘘のように消えてい
く。きっと私も本気で彼の事を好きなのだろ
う。
「あ、そうだ。部屋の前に置いてあったあ
の段ボール、何?」
「段ボール?」
「そ。私の部屋の前に置いてあったで
しょ?」