空になりたい。
「空?」





空の部屋につくと私は空に声をかけた。



「あ、ごめん。」





空は握っていた私の腕を離した。


「どうしたの?」


私は空に問いかけた。




「あいつから…太陽から…なんか…聞いた?」




空の様子がおかしい。





「何も聞いてないよ?名前は…聞いたけど…」




「そっか…」




空は、はあっと大きなため息をついた。




「空?どうしたの?なんかおかしいよ?」





「なんでもないよ。」




空はにこっとわらい私にこれ以上聞くな。と言うような顔をした。
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