空になりたい。
私の家に着くと突然空が。


「ひなた…キスしたい。」

「え!?キス!?」


「うん。いい?」


空が真剣な顔で聞いてきた。


「うん…」


私は照れながらも素直な気持ちを空に返した。


すると、そらの顔がだんだん近づいてきて私の唇にそっと空の唇を落とした。


キスなんて初めてだから私は恥ずかしくて顔が真っ赤になった。


そんな私の様子を見て空も少し笑いながら。


「照れるね」

と言った。



私も

「照れるね」


と言った。



「じゃあ、また明日ね。」



「うん。また明日。」



“また明日”


「空に明日も会える…」




私は空を見上げてそっと呟いた。
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