空になりたい。
「いってきまーす」
いつも通りの時間に家を出た。
今日は高校一年生の最後の登校日。
すると、
「よお」
玄関には空が立っていた。
「空?え?なんで…」
「ひなたと学校行こうと思って。」
私のことを待ってたの?
「…待っててくれてありがと」
「いえいえ」
空は満足そうな笑をして言った。
学校に着くと。
「ひなた!…と空くん…?」
「ひなたの友達の小林彩香さんだよね?」
「あ…そうです…あの付き合ってるの?」
私と空は顔を見合わせた。
そして、
「うん。」
「そうだよ。」
シンクロしたからまた顔を見合わせてクスッと笑った。
「ええええええええ!付き合ってるの!!!」
彩香があまりにも大きな声をだすからクラスのみんなが一斉に私たちの方を向いた。
「松野さんと空くん付き合ってるの?」
「えー、私空くんのことねらってたのにー」
とあちらこちらから声がした。
すると空が
「ってことで、昨日からこいつと付き合うことになったから俺のひなた。取らないでね?」
と国宝級スマイルでクラスメイトに向かっていった。
私は恥ずかしくて顔が熱くなって鏡でみなくても今顔が真っ赤だと分かった。
「ひなたあああ!私は嬉しいよーひなたにもやっと彼氏が。」
彩香はお母さんの真似をしてるのか泣き真似をしてみせた。
「あははっ。ありがとう。お母さん」
私も冗談に乗ってみせた。
そして彩香と顔を見合わせて、あははっと笑った。
いつも通りの時間に家を出た。
今日は高校一年生の最後の登校日。
すると、
「よお」
玄関には空が立っていた。
「空?え?なんで…」
「ひなたと学校行こうと思って。」
私のことを待ってたの?
「…待っててくれてありがと」
「いえいえ」
空は満足そうな笑をして言った。
学校に着くと。
「ひなた!…と空くん…?」
「ひなたの友達の小林彩香さんだよね?」
「あ…そうです…あの付き合ってるの?」
私と空は顔を見合わせた。
そして、
「うん。」
「そうだよ。」
シンクロしたからまた顔を見合わせてクスッと笑った。
「ええええええええ!付き合ってるの!!!」
彩香があまりにも大きな声をだすからクラスのみんなが一斉に私たちの方を向いた。
「松野さんと空くん付き合ってるの?」
「えー、私空くんのことねらってたのにー」
とあちらこちらから声がした。
すると空が
「ってことで、昨日からこいつと付き合うことになったから俺のひなた。取らないでね?」
と国宝級スマイルでクラスメイトに向かっていった。
私は恥ずかしくて顔が熱くなって鏡でみなくても今顔が真っ赤だと分かった。
「ひなたあああ!私は嬉しいよーひなたにもやっと彼氏が。」
彩香はお母さんの真似をしてるのか泣き真似をしてみせた。
「あははっ。ありがとう。お母さん」
私も冗談に乗ってみせた。
そして彩香と顔を見合わせて、あははっと笑った。