空になりたい。
服をどれにしようかさんざん迷って、3:45に家を出た。
公園までは5分でつく距離だから待ち合わせ場所には余裕でつく。
まだ空はいないだろうとおもって、公園にはいった。
「よお!」
「え?空?」
そこにはベンチに座った空がいた。
「はやいね~」
「だろ~いつもより早く家を出たのさっ!」
そういって得意げに鼻を鳴らした。
はいっといって私にミルクティーを渡した。
冬の頃とはちがう。自販機アイスのミルクティー。
「くすっ。ありがと。」
あの頃の空を思いだして笑いが溢れてきた。
「なんだよ!」
空は笑いながらつっこんできた。
「いやー。懐かしいなって思って。」
「あー。そういえば、告白したところもここだったなー。」
そういって私と空は顔を見合わせてクスッと笑った。
「はなしってなに??」
私は尋ねた。
「ああ…うん。」
「なに?なんかあったの?」
「ひなた…さ。俺と別れようとは思わない?」
なんでそんな事聞くの。私のこと…
「…嫌いになった?…私のこと…」
「いや!ちがくて…俺…余命わずかしかないのに…俺と付き合ってて苦しくないのかな…とか?考えるわけよ。」
「苦しくなんかないよ。私はいつかなくなってしまうかもしれない幸せの時間をいまためてるだけ。」
「でも…さ…」
「まだ死ぬかわからないのになんでそんなこというの?」
「…俺…あと余命1週間なんだ…」
公園までは5分でつく距離だから待ち合わせ場所には余裕でつく。
まだ空はいないだろうとおもって、公園にはいった。
「よお!」
「え?空?」
そこにはベンチに座った空がいた。
「はやいね~」
「だろ~いつもより早く家を出たのさっ!」
そういって得意げに鼻を鳴らした。
はいっといって私にミルクティーを渡した。
冬の頃とはちがう。自販機アイスのミルクティー。
「くすっ。ありがと。」
あの頃の空を思いだして笑いが溢れてきた。
「なんだよ!」
空は笑いながらつっこんできた。
「いやー。懐かしいなって思って。」
「あー。そういえば、告白したところもここだったなー。」
そういって私と空は顔を見合わせてクスッと笑った。
「はなしってなに??」
私は尋ねた。
「ああ…うん。」
「なに?なんかあったの?」
「ひなた…さ。俺と別れようとは思わない?」
なんでそんな事聞くの。私のこと…
「…嫌いになった?…私のこと…」
「いや!ちがくて…俺…余命わずかしかないのに…俺と付き合ってて苦しくないのかな…とか?考えるわけよ。」
「苦しくなんかないよ。私はいつかなくなってしまうかもしれない幸せの時間をいまためてるだけ。」
「でも…さ…」
「まだ死ぬかわからないのになんでそんなこというの?」
「…俺…あと余命1週間なんだ…」