先生と家族に…

急いでバタバタと準備して。
10時すぎに家についた！
「ただいまー」
「おかえり！」
「はじめまして香夏愛さんとお付き合いさせていただきます。中村夕空です。」
「どうぞ上がってください。」
「お父さん。先生見られたわよ！」
「あぁ」
「はじめまして中村夕空です。」
「父のれいじです。」
「母のかなつです。」
「あの、香夏愛さんとは結婚前提にお付き合いさせていただいてます。なので香夏愛が高校卒業したら結婚させてください。」
「夕空くん顔をあげてくれ、こんなワガママで意地っ張りな娘でよければよろしく頼む！たった一人の娘だから！」
「はい。もちろんです。」
「香夏愛は夕空くんの両親に挨拶したの？」
「まだ、してない。」
「あの、その事なんですが。僕は両親いません。」
｢「「え？」」｣
「私、そんなの聞いてない。」
「ごめん。香夏愛の両親の前で話そうと思って言わなかった。だからいまから話してもいいですか？」
「俺らも香夏愛に話してい事があるから夕空くんの前で話すよ！夕空君の話を聞かせてくれ」
「僕が生まれてからすぐにと高校三年生の時に両親はなくなりました。
親父は自殺、母親は胃がん、肺がんとなり病死でなくなりました。父は母を愛してました。僕は望まれない子だったんです。父と母は2人で子供を作らず生きていくと誓った時に僕がお腹に出来てその頃母はすでにがんにってて。お腹の子を産んだら母の命はないと言われてたそうなんですが母が私が生きてた証にこの子を産ませてと。父に頼んで産まれてきたそうなんです。母が亡くなった後も父は他の人とは再婚せずに僕を育ててくれました。その父が18年間僕を育ててくれたんです。でも、学校から帰ってきたら一通の手紙が机の上にありました。「夕空ごめんな。お父さん、お母さんがいない人生はもう無理なんだ。だからおれはお母さんの元へ行く。こんな父親を許してくれ」と言う手紙がありました。近くの交番にいき、父を探してくださいと伝えて警察の人は探してくれました。翌日電話でも警察署に来てくれと言われいったらお父さんは首にあとを付けたまま眠てました。今日の朝方森林を捜索してたら見つけたんだと僕がお願いした警察の人に言われました。父が亡くなってから女の人と付き合ったが浮気をされ、その人は浮気相手の子どもを宿って別れました。誰とも付き合わないって決めて3年後に香夏愛さんと出会いました。この人と一緒にいたいと。だからわざと放課後居残りさせたりしてました。すいません。だから僕は香夏愛さんと一緒に笑顔の耐えない家族を作りたいとおもってます。」

香夏愛は泣いていた。

香夏愛のお父さんは
「夕空くん辛かったな！これからは俺らをお父さんとお母さんと思ってくれ。遠慮なんかしなくていいぞ！」
「そうわよ！もうすぐ私たちの息子になるんだから！」
「お母さん達は、私に何を隠してるの？」
「それはな、お前は本当はひとりっ子じゃなかったんだ」
「え？」
「香夏愛が1歳になって少ししてから妊娠が分かったんだ。、だがな、その子はお腹の中で無くなったんだ。原因は分からない。それからお父さんとお母さんは子どもを作ることはやめたんだ。」
「うそ。」
「黙っててごめんな」
「ごめんね。」
「うんうん。」
「その代わり、香夏愛は夕空くんにいっぱい愛してもらえよ！」
「うん。」
「今日は泊まるの？」
「夕空の家に泊まる」
「そう。分かったわ！」
「また、くるよ！」
「夕空くんも、また来てね！」
「はい、お邪魔しました！」