社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
いつかは社長と面談する日が来ると覚悟はしていたが、まさか今日だとは想像もしなかった。
「相良さんでしたか?」
内線電話を切ると隣に座っている奈子ちゃんがニヤニヤしながら聞いてきた。
「…うん、相良さんだった。仕事帰りに社長室に来てって言われたの」
「えー?もしかして、社員になれるとか?凄いですね、先輩っ」
「…何だろうね?」
本当の内容は知っているが話す事が出来ないので、社長室に呼ばれた事だけを話した。
私がお世話になっている"彩羽コーポレーション"は副社長のお母様が社長の会社で、相良さんが住んでいるお宅の持ち主だ。
挨拶程度しか会話を交わした事がないが、仕事が出来るキャリアウーマンな上に美魔女とも伺える美貌に目を奪われてしまう程の女性。
副社長の女性らしい綺麗な顔立ちは、社長の遺伝子を受け継いでいるのだと直ぐに分かった。
社長は忘年会の時は必ず顔を出し、社員達一人一人に声をかけるらしく、キャリアウーマンだが高飛車では無い姿勢に社内での評判も良い。
緊張もするが成るようにしかならないので、覚悟を決めようと思っている。
今後も相良さんとお付き合いする為には、避けては通れない試練だもの。
お昼休憩の時に相良さんに朝食の件と面談の件でメールをすると『帰りは送って行く』との返答があった。
返信した内容とは全然違う返答に驚きもしたけれど、また会える喜びに心が弾む。
「相良さんでしたか?」
内線電話を切ると隣に座っている奈子ちゃんがニヤニヤしながら聞いてきた。
「…うん、相良さんだった。仕事帰りに社長室に来てって言われたの」
「えー?もしかして、社員になれるとか?凄いですね、先輩っ」
「…何だろうね?」
本当の内容は知っているが話す事が出来ないので、社長室に呼ばれた事だけを話した。
私がお世話になっている"彩羽コーポレーション"は副社長のお母様が社長の会社で、相良さんが住んでいるお宅の持ち主だ。
挨拶程度しか会話を交わした事がないが、仕事が出来るキャリアウーマンな上に美魔女とも伺える美貌に目を奪われてしまう程の女性。
副社長の女性らしい綺麗な顔立ちは、社長の遺伝子を受け継いでいるのだと直ぐに分かった。
社長は忘年会の時は必ず顔を出し、社員達一人一人に声をかけるらしく、キャリアウーマンだが高飛車では無い姿勢に社内での評判も良い。
緊張もするが成るようにしかならないので、覚悟を決めようと思っている。
今後も相良さんとお付き合いする為には、避けては通れない試練だもの。
お昼休憩の時に相良さんに朝食の件と面談の件でメールをすると『帰りは送って行く』との返答があった。
返信した内容とは全然違う返答に驚きもしたけれど、また会える喜びに心が弾む。