社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
煌さんにホテルの話題を振られた後に秋葉さんと社長が会話に混ざって来て、女子会の話にまでなってしまった。
しかも社長が"和奏ちゃん"…って!
「ゆかりちゃんとも和奏ちゃんとも、まだ話したいから、皆でご飯でも行かない?たまには良いわよね?」
社長が副社長、相良さん、煌さんに尋ねる。
誰も返事しないけれど、決定権は社長にあり、その日は日付が変わるまで話し込んだ。
「…社長、言い出したら止まらないから。遅くなって悪かった」
「大丈夫です。社長のお話も皆での食事も楽しかったです」
帰りの車の中で、相良さんがカーナビの表示する時計を見ながら申し訳なさそうに言った。
突然の出来事に驚きはしたけれど楽しかったのは本当で、皆と親交を深められて嬉しかった。
どんなに遅くなっても送り届けてくれる相良さんは、さすがに今日は眠そうな感じがする。
「……相良さん、寝不足っぽいですが大丈夫…?」
『ふぁっ』と小さなアクビをした相良さんを初めて見たので、思わず声をかけてしまったが、逆にからかわれる機会を作ってしまっていた。
「寝不足なのは、誰のせい?」
「……っう、相良さんの…バカッ!」
「今日は…真面目に帰るから。寄ったりしないし!」
「わ、分かってますってばっ!」
クスクスと笑いながら意地悪を言うけれど、憎みきれないのが好きになってしまった証拠。
しかも社長が"和奏ちゃん"…って!
「ゆかりちゃんとも和奏ちゃんとも、まだ話したいから、皆でご飯でも行かない?たまには良いわよね?」
社長が副社長、相良さん、煌さんに尋ねる。
誰も返事しないけれど、決定権は社長にあり、その日は日付が変わるまで話し込んだ。
「…社長、言い出したら止まらないから。遅くなって悪かった」
「大丈夫です。社長のお話も皆での食事も楽しかったです」
帰りの車の中で、相良さんがカーナビの表示する時計を見ながら申し訳なさそうに言った。
突然の出来事に驚きはしたけれど楽しかったのは本当で、皆と親交を深められて嬉しかった。
どんなに遅くなっても送り届けてくれる相良さんは、さすがに今日は眠そうな感じがする。
「……相良さん、寝不足っぽいですが大丈夫…?」
『ふぁっ』と小さなアクビをした相良さんを初めて見たので、思わず声をかけてしまったが、逆にからかわれる機会を作ってしまっていた。
「寝不足なのは、誰のせい?」
「……っう、相良さんの…バカッ!」
「今日は…真面目に帰るから。寄ったりしないし!」
「わ、分かってますってばっ!」
クスクスと笑いながら意地悪を言うけれど、憎みきれないのが好きになってしまった証拠。