社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
条件3*退勤後は常語にて!
待ちに待った金曜日の夜は相良さんは早く上がれず、私は一旦自宅に帰り、私服に着替えて身支度を整えてから会社付近のカフェで待っていた。
もうそろそろ21時か…。
スマホの時計を見つつ、同時に連絡が来ないか確認するが着信も新着メッセージもなく、ただ待ちぼうけしている。
このまま連絡が来ないんじゃないかな…と不安に思った時、待ち望んだ着信があり、ドキドキしながらスマホを耳に充てた。
「…お疲れ様です。お待たせしてしまい、すみませんでした。今、どこに居ますか?」
「お疲れ様です。会社近くのカフェに居ます。これから外に出ますね!」
電話口の相良さんはいつも通りの低音ボイスだったけれど、後ろに誰かがいる様でガヤガヤしている様な気がする。
会計を済ませ外の通り道に出ると、冷房の効いたカフェとの気温差にぐらつく。
夜なのに暑過ぎる…!
東北の実家から短大に行く為に東京に出てきたけれど、今だに暑さに慣れない。
実家は夕方になれば暑さは和らぎ、扇風機で暑さを凌いでいたけれど、東京は冷房を入れないと暮らせない。
暑いし、電車がなきゃ暮らせないし、やたらと歩くし・・・けれども実家には帰りたくないから日々、頑張って生活している。
現在は相良さんも居るし、余計に頑張れる。
もうそろそろ21時か…。
スマホの時計を見つつ、同時に連絡が来ないか確認するが着信も新着メッセージもなく、ただ待ちぼうけしている。
このまま連絡が来ないんじゃないかな…と不安に思った時、待ち望んだ着信があり、ドキドキしながらスマホを耳に充てた。
「…お疲れ様です。お待たせしてしまい、すみませんでした。今、どこに居ますか?」
「お疲れ様です。会社近くのカフェに居ます。これから外に出ますね!」
電話口の相良さんはいつも通りの低音ボイスだったけれど、後ろに誰かがいる様でガヤガヤしている様な気がする。
会計を済ませ外の通り道に出ると、冷房の効いたカフェとの気温差にぐらつく。
夜なのに暑過ぎる…!
東北の実家から短大に行く為に東京に出てきたけれど、今だに暑さに慣れない。
実家は夕方になれば暑さは和らぎ、扇風機で暑さを凌いでいたけれど、東京は冷房を入れないと暮らせない。
暑いし、電車がなきゃ暮らせないし、やたらと歩くし・・・けれども実家には帰りたくないから日々、頑張って生活している。
現在は相良さんも居るし、余計に頑張れる。