社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
テーブルに並べられた料理は私が頼んだ物ばかりで、「ごめんなさい」と謝ると「責任持って全部食べて」と言って口角を上げて頭をポンポンとされた。
窓に面して横並びの席に座っている私達は、すぐ触れられる距離に居る。
膨れっ面して、お皿に取り分けていると、
「和奏は見てて飽きない」
と言って頬ずえをつきながら、私の方を流し目で眺める仕草にドキリとした。
言葉に反応して相良さんを見てしまったのが悪かった。
目が合った瞬間に恥ずかしくなり、夜景を見ながら誤魔化す様にカシスオレンジのカクテルを口に含む。
相良さんは眼鏡をかけていても、かけていなくても、色気のある男の人だ。
その事に気付いてしまった私は、まともに顔が見れない。
「…相良さんって、彼女居なかったんですか?えと、私が言ったらオッケーしてくれたから…」
恥ずかしいからお酒の力を借りる事にした。
食事をしながらカクテルのお代わりをしつつ、酔いが回ってきて頭がふわふわしてきた頃に相良さんに向けてとんでもない質問を投げかけていた。
窓に面して横並びの席に座っている私達は、すぐ触れられる距離に居る。
膨れっ面して、お皿に取り分けていると、
「和奏は見てて飽きない」
と言って頬ずえをつきながら、私の方を流し目で眺める仕草にドキリとした。
言葉に反応して相良さんを見てしまったのが悪かった。
目が合った瞬間に恥ずかしくなり、夜景を見ながら誤魔化す様にカシスオレンジのカクテルを口に含む。
相良さんは眼鏡をかけていても、かけていなくても、色気のある男の人だ。
その事に気付いてしまった私は、まともに顔が見れない。
「…相良さんって、彼女居なかったんですか?えと、私が言ったらオッケーしてくれたから…」
恥ずかしいからお酒の力を借りる事にした。
食事をしながらカクテルのお代わりをしつつ、酔いが回ってきて頭がふわふわしてきた頃に相良さんに向けてとんでもない質問を投げかけていた。