社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
相良さんにはお見通しだった様で、今更だけど太刀打ち出来ないと心底思った。
「……で、俺を酔わせてどうしたいの?」
先程と同じカクテルをお代わりした相良さんが、意地悪そうに私に尋ねる。
「…ど、どうしたいのって…」
「それとも、和奏が先に酔い潰れて、また誘ってくれるの?」
「さ、誘いませんっ!!」
「和奏は酒癖が良くないから、俺が居ない時は飲まない事。分かった?」
「……はい、分かりました」
ほろ酔い気分で話を聞いていた私。
肝心な事を話半分で返事をし、都合の悪い事は次の日には忘れていた───……
私がフラフラして危ないからともう一件、オシャレなカフェに寄って、今度はデザートタイム。
「食べますか?フルーツ?」
「……いや、いらない」
ヨーグルト入りのミニパフェとセットドリンクのアイスレモンティーを御飲食中。
相良さんはお決まりのカフェオレを飲んで、私の酔いが冷めるのを待つ。
「よく食べるね、和奏は。それなのに…小さいまま…」
「ぎゅ、牛乳飲んでも背は伸びないんだから仕方ないもん。もう伸びませんよ、だって、25歳だもん!」
相良さんが何気なく勧めてくるから、お言葉に甘えて注文してたけど…私は初デートの時から食べ過ぎ飲み過ぎだったと今頃、気付く。
もうどうしようもない事実にあたふたしても、もう遅い。
「こ、これからは少食になります」
「………?何で?」
「相良さんが甘やかすから沢山食べてましたが、流石に食べ過ぎだと気付きました。太っても嫌だし…」
「和奏は本当に美味しそうに食べるから、見てても気持ちが良いよ」
「もうっ、答えになってないっ!」
「……で、俺を酔わせてどうしたいの?」
先程と同じカクテルをお代わりした相良さんが、意地悪そうに私に尋ねる。
「…ど、どうしたいのって…」
「それとも、和奏が先に酔い潰れて、また誘ってくれるの?」
「さ、誘いませんっ!!」
「和奏は酒癖が良くないから、俺が居ない時は飲まない事。分かった?」
「……はい、分かりました」
ほろ酔い気分で話を聞いていた私。
肝心な事を話半分で返事をし、都合の悪い事は次の日には忘れていた───……
私がフラフラして危ないからともう一件、オシャレなカフェに寄って、今度はデザートタイム。
「食べますか?フルーツ?」
「……いや、いらない」
ヨーグルト入りのミニパフェとセットドリンクのアイスレモンティーを御飲食中。
相良さんはお決まりのカフェオレを飲んで、私の酔いが冷めるのを待つ。
「よく食べるね、和奏は。それなのに…小さいまま…」
「ぎゅ、牛乳飲んでも背は伸びないんだから仕方ないもん。もう伸びませんよ、だって、25歳だもん!」
相良さんが何気なく勧めてくるから、お言葉に甘えて注文してたけど…私は初デートの時から食べ過ぎ飲み過ぎだったと今頃、気付く。
もうどうしようもない事実にあたふたしても、もう遅い。
「こ、これからは少食になります」
「………?何で?」
「相良さんが甘やかすから沢山食べてましたが、流石に食べ過ぎだと気付きました。太っても嫌だし…」
「和奏は本当に美味しそうに食べるから、見てても気持ちが良いよ」
「もうっ、答えになってないっ!」