社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
デート2日目の今日もまた相良さんが駅までお迎えに来てくれて、電車でお出かけ。
大人向けのプラネタリウムに行き、周りのカップル同様にそっと手を重ねて鑑賞した。
子供の頃に見たプラネタリウムとは桁違いの無数に広がる星達、大人向けだけあって何ともロマンチックなストーリーに胸が高鳴る。
実家で見る満天の星空よりも隣に相良さんが一緒にいるせいか、私にとっては煌びやかに見えた。
30分と言う時間はあっという間に過ぎてしまい、名残惜しいくらいだった。
「すっごく綺麗でした!もっと見たかったなぁ…」
「もっと見たかったぐらいが丁度良いんだよ」
「そうかなぁ…?」
「そうだよ、きっと」
プラネタリウムのパンフレットを右手に持ちつつ、会場を後にする。
外に出ると太陽が高く昇っていて、陽射しが眩しく、うだるくらいに暑い。
「…ごめん、実はこの後はノープラン。和奏が行きたい場所ある?」
「行きたい場所…。昨日、沢山連れてってもらったから特にはないんですが…」
「そう…。じゃあ、映画でも見る?和奏が見たかった映画の上映、間に合うかな?」
「ほら」、と手を差し出され、昨日みたいに人差し指と人差し指を絡めて歩き出す。
ノープランだと相良さんは言っていたけれど、私が喜ぶ展開へと誘導される。
昨日の通り道、映画上映のポスターを見て思わず、「このテレビシリーズ、好きで見てたんです。最終章は映画なんですよね」と言った事を覚えていてくれたんだ。
言ったその場では、素っ気ない感じだったけれど…。
大人向けのプラネタリウムに行き、周りのカップル同様にそっと手を重ねて鑑賞した。
子供の頃に見たプラネタリウムとは桁違いの無数に広がる星達、大人向けだけあって何ともロマンチックなストーリーに胸が高鳴る。
実家で見る満天の星空よりも隣に相良さんが一緒にいるせいか、私にとっては煌びやかに見えた。
30分と言う時間はあっという間に過ぎてしまい、名残惜しいくらいだった。
「すっごく綺麗でした!もっと見たかったなぁ…」
「もっと見たかったぐらいが丁度良いんだよ」
「そうかなぁ…?」
「そうだよ、きっと」
プラネタリウムのパンフレットを右手に持ちつつ、会場を後にする。
外に出ると太陽が高く昇っていて、陽射しが眩しく、うだるくらいに暑い。
「…ごめん、実はこの後はノープラン。和奏が行きたい場所ある?」
「行きたい場所…。昨日、沢山連れてってもらったから特にはないんですが…」
「そう…。じゃあ、映画でも見る?和奏が見たかった映画の上映、間に合うかな?」
「ほら」、と手を差し出され、昨日みたいに人差し指と人差し指を絡めて歩き出す。
ノープランだと相良さんは言っていたけれど、私が喜ぶ展開へと誘導される。
昨日の通り道、映画上映のポスターを見て思わず、「このテレビシリーズ、好きで見てたんです。最終章は映画なんですよね」と言った事を覚えていてくれたんだ。
言ったその場では、素っ気ない感じだったけれど…。