【完】たとえ他人でもまた君に恋をする
つまらない毎日
つまらない毎日。
朝が来て学校へ行く。帰れば勉強して寝る。
友達がいないのがもう、2年が経つのかな。
時って早いな。
石を蹴りながら歩く通学路。
何で、こんなにつまらないものなのだろう。
みんな、私に話しかけても来ない。
まして、目すら合わせてくれない。たとえ、合わせてもすぐに逸らされる。
「今日も一番乗りか」
ポツリと呟いた言葉がただ聞こえてくる。
太陽の光は机や椅子を照らしていた。
けど、どうしても私の場所には光は届かないのかいつも暗い。暗いのは私がそう感じてるだけだからなのかな。
ただ、机に一限目の教科書を置き。スクールバッグから出した最近読んでいる小説。
主人公みたいな、毎日きらきらとした毎日に憧れを懐き読んでいる。
けど、どうしても途中でやめてしまう。なぜか、それはうざいから。何で私ばっかり……。
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