Lingerie~after story~
分かっちゃいたけどね!?
絶対に私の動揺した反応は九条くんを逆撫でするって。
それが分かってるから最近は本当にデザイン部に赴く仕事がやりにくいっ!
だって、絶対にイズミはこうやって私に絡んでくるわけだし、その都度お約束の様に【イズミ様】を発揮して色めいたお誘いで口説きにも来るのだ。
相変わらずイズミ様の登場には過剰に動揺してしまう私がいて、当然そんなイズミにも私にも不満を爆発させた九条様が降臨すると言う悪循環。
いや、確かにね、あの捕われてた先の読めない状態の時はこんな展開も恋しかったのよ?
でも、事が解決した今頻繁にこんな事が繰り返されるのは悩ましいと言うのか……。
「フフッ、仕方ないわよねぇ?九条の事も好きだけど、私の事も大好きなんだものね?寧々は、」
「あぁっ?」
「っ……ちょっ!?」
「私だって隙あらば寧々とイチャイチャしたいわけだし。……ああ、何ならいっそ今度3人でってどう?前の続きで、今度は待ったなしにどこまでも、」
な、何ぶっ飛んだ提案ぶちかまして来てるのよこのオネエはぁぁぁ!!
あの時みたいなパニックをもう一度!?
しかもどこまでもって………
ど、どこまでなんだろう?