Lingerie~after story~




その心地よさにクスリと笑い、今度こそ仕事に戻ろうと背を向けた。

仕事終わりまであと3時間。

3時間後には………きっと2人に挟まれて、焦る自分が用意に想像できるのに…「悪くない」なんて思う自分もいるのだから困ったものだ。







『たまには私のデザインした下着もつけなさいよぉ』

『ふざけんな。お前が作ったランジェリーとか寧々さんが穢れる。それに俺以上に寧々さんの体のライン生かす物を作れる筈ないだろう』

『言っておくけど、寧々が持ってる服の殆どは私が作ったオリジナルよ』

『……はっ!?』

『あんたがしゃしゃり出てくるまでは下着だってそうだったの。だからとっくに寧々は私の色に染まってたってわけ。お生憎様ぁ~』

『っ……寧々さぁぁん?』

『っ……』

『なんか必死に息殺して沈黙してると思えばぁぁ』

『なっ、だって昔の事じゃない!!?』

『今まさに着てるのがこいつの作った服なんだろ!?脱げっ!今すぐ脱げっ!!』

『ちょっ、ガチで脱がせようと服掴まないでぇぇぇっ!?』

『あら、寧々の服脱がすなら場所変えましょうよ。向かいのホテルとか?この際どっちの下着が寧々に似合うのか勝負と行きましょうか?』

『ふざけんなっ!今日の寧々さんの下着見て怖気ずくなよ?ここ最近で最強にいい出来だからな!』

『いやいやっ、軽く酔ってない二人して!?九条くんも分かりやすい買い言葉に乗せられないでっ!!私からすれば二人がふざけんなだから!?』

『『……犯すぞ?』』

『ちょ、調子に乗ってすみません』


ああ、やっぱり、睨みと笑顔のダブルパンチ。

ほうら、二人に挟まれこうして焦るのだ。

それでも………悪くない。

2人と居る時間は焦って困るけど大好きなの。

でも、

でもね。

これだけは……、



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