俺の目の前で何かしでかす君へ
プロローグ
私 憧れてました。
テレビの画面から出る華やかな雰囲気に母に「私もアナウンサーになりたい」と口を酸っぱくするほど言っていた
「まりん、あなたの外見からなれるわけないでしょ?」と呆れた顔をされていた。
「外見でとらなくとも、元気一杯明るさでは誰にも負けない」とほっぺを膨らませた
これが、母に取って最後の娘の頼みだと確信した
「いいわ、ある人に頼んであげるから」とため息をついた
頼む?何を?
これが母と最後だと言う事をまりんは知らなかった。