バスケばかのアイツに恋してる
え?もしかして元気ないの知ってたの?

変なのなんでこんなに嬉しいんだろう

「うん!ありがとう」

ニコッ

そして私も笑った

「あのさ、もなが言ってた友達ってアイツ?」

陸が体育館の扉の方を指さした

「えっ!」

扉のところにまこが立っていた

「もな、ごめんね。話聞いちゃった」

申し訳なさそうにまこが言った

「じゃあ俺ちょっとトイレいってくる。」

そう言って陸は体育館を出ていった

トイレは体育館の中にあるのにね

気を使ってくれているのがわかった

「まこ、いつから話聞いてた?」

「本当にごめん
最初から聞いてた」

「そっか」

「あのさ、もなが話してた
私に嫉妬したって話本当?」

「うん、ごめんね
自分が情けないよ
どうしてもまこみたいにまっすぐでいられないんだ。」


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