―キミとの時間―
「お前りんごみて―だな」
そういってからかってくる。
そうやって話していると,時間はあっという間にすぎていく。
いつも私んちまでおくってくれて,私んちに遊びにくる。
「あれっ?中入んないの?」
私は不思議そうに聞く。
「俺,今日行くとこあんだよな―…ごめんな!また明日な!寝坊すんなよ!明日は電話,してやんね―からな。じゃぁな」
そういって帰っていく。
なんだ。
って思いながら私は家に入る。
行くとこってどこだろう…
そう思ったけど,そんなの1人で考えてたって意味がないから,明日まで待つことにした。