【完】彼との甘いお泊り~続き~
今でも、幸せな日々。
「ごちそうさま」
そう言って3階に上がり着替えに行った。
その間に私はお皿を洗った。
「イッター」
包丁で指を切ってしまったのだ。
痛い……指からでてくる血。
「大丈夫か?」
振り向くと、心配した顔のはる。
相変わらず、優しすぎたよ。はるは
「ううん、大丈夫」
「なら、よかった」
20歳の私の誕生日に、はるは約束をした。
きらきら光るダイヤのはめ込まれた指輪と。
“俺は、お前を一生愛す。絶対大切にするから。俺と結婚してください。”