【完】彼との甘いお泊り~続き~
あの時何よりも言葉の前に涙が出た。
嬉しさのあまり。
それと目の前できらきら光る指輪。この指輪……私が19歳の時デパートにはると来たとき、きれいと呟いでた物だ。
そのことを、偶然かもしれないけど覚えててくれたと考えるとすごく嬉しかった。
涙で喋れなかった私を、抱き寄せて頭をポンポンしながら『ゆっくりでいいよ、俺待ってるから返事』その時、私は絶対にこの人じゃなきゃ嫌だ。って思った。